フコイダンに対する風評

様々な効果とくに、抗ガン作用が期待されるフコイダンですが多くの期待は禁物です。フコイダンは薬ではなくあくまでも健康食品です。医療品で認められているような病気の予防や、効能が確実にある、科学的に確認されているということは今のところ証明されていません。あくまで、「体に良いのではないかと言われている」程度のものだという認識をどこかに持っていることが大切です。科学的に確認されている事例も多々あるのですが、まだ証明にはいたっていないのです。ですから、フコイダンでガンが完治したり、フコイダンを食べてさえいれば病気にならないといった妄信的な期待は禁物なのです。ここではフコイダンが体に及ぼす効能として、私が集めた情報を書いていきますが、「言われている」程度のこととお考えください。

フコイダン低分子化への疑問

フコイダンの効能は直接患部に当てなければ効果を発揮しないという風説があります。フコイダンは口から摂取しますので、ということは、喉や、舌、胃や大腸など食物の通る箇所の病気にしか効果が無いということになります。それ以外の場所にはフコイダンの効果は全く効かないということになってしまいます。

 

このことを打破するために考えられたのがフコイダンの低分子化という手法です。フコイダンを低分子に変換することによって吸収率を高め、小さくなったフコイダンの分子が体内に効率よく循環するため直接フコイダンがふれない箇所でも血管を通ってたどり着くことができるという考え方です。フコイダンを利用した健康食品のカタログや、ホームページを見ると低分子フコイダンと高分子フコイダンの両方を販売しているところをよく見かけますが、フコイダンを低分子化したものを錠剤などにして販売しているのです。低分子化したフコイダンを摂取すると患部が熱くなって体温があがるといい、これは低分子化したフコイダンが患部に届いて治療をしているのだという話もあります。

 

しかし、個人的には疑問を感じずにはいられないというのが正直なところです。いくら低分子化したとはいえ、血管から患部に届くころにフコイダンとしての効果が残っているのが非常に疑問ですし、そもそも効果を残した上での低分子化が可能なのかもわかりません。ただフコイダンを摂取を小さくしたというのは解りますが、それによって成分は本当にそのまま残っているのでしょうか?さらに患部が熱くなるという話ですが、モズクをたべて口や喉が熱くなったという話は私は聞いた事がありませんし、百歩譲ってガンにしか反応しないということにしたって、舌ガンや、咽頭ガンの人はモズクや昆布を食べたら熱くなるのでしょうか?そんな話は聞いたこともないのですが・・・。

 

フコイダンが健康に良いというのは本当だとおもいますし、ガンに効果があるというのも多分本当だと思います。しかし、証明されていない事を、真実のようにかいたり、眉唾の情報をまことしやかに語ってお金を儲ける行為が横行しているのを見ているとどうにも気分が良くありません。健康食品は医療品ではなくあくまで食品なのだから、そのことを全面に押し出した上で、本当にお客のために考えたフェアな商品を売ってくれる業者はどこかにいないものでしょうか。

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Last update:2014/9/26